全能感と自意識

溺れるナイフをようやく観にいって、恨みつらみをひたすらに3000字くらい書き連ねたのですが、かなしくなってきたのでぜんぶ消した。

正直にひとことで感想を表すと、「解釈違い」。たからものみたいにうつくしい場面をみては映像化してよかったと思い、端々でどうしてもゆるせない箇所を見つけては叫びだしたくなった2時間。

良かったところは写真集を見せる場面、コウちゃんが夏芽にあげた炭酸がくらしモア*1というまぎれもない田舎感。ニューバランスBEAMS T→グラニフの大友Tシャツチョイス。椿の場面の、すれ違うコウちゃんのまなざし、色彩の対比。
いやなところは、正直めちゃくちゃあるけれど、縷縷夢兎と大森靖子と水星(の使われ方)。

結局、ジャニヲタのわたしと思春期をこじらせたわたしの殴り合いは決着がつくことなく、第三者に水をぶっかけられ強制終了という幕引きだ。
あくまで解釈の仕方の問題、映像作品とするための必要な取捨選択だと、分かってはいる。けれど、泣いてブログをかきなぐったあの日のために、この感情を残しておきたい。

あーあ、ほんとうは、この映画が刺さる女の子に、わたしだってちゃんとなりたかった。